リンパ浮腫専門医(形成外科医) 三原誠
2023年4月より、むくみクリニックにて診療を行っております。全例の手術を執刀致します。私どものLVA手術実績は年間340件を超えており、診療チームとしては、日本一の手術件数です。これまでのLVA手術総数は、3500件(肢)を超えています。
「リンパ浮腫をどげんかせんといかん!」が信条。
出身;福岡県久留米生まれ、宮崎育ち (九州男児)
診療において気をつけていること; 患者さんごとの目標をお聞きし、オーダーメイドの治療を科学的なエビデンスと、豊富な実績を基に提供致します。患者さんー医師ー医療スタッフー事務スタッフのチーム医療だと考えております。東京オリンピック聖火ランナー。
診療対象:
リンパ浮腫・蜂窩織炎の対策・陰部リンパ浮腫・リンパ小胞・リンパ嚢胞
リンパ管静脈吻合術の最新知見・実績や論文についてはこちらより
【その他】
好きな言葉; 答えは患者さんの中にあるんよ(光嶋勲 東大名誉教授/東大時代の恩師)
※患者さんと様々な話をして、一緒に解決策を見つけていくことの重要性をご指導頂きました。
好きなスポーツ選手;イチロー選手(シアトルマリナーズ)、大谷翔平選手
※私ども世代の永遠の憧れです。(イチロー選手のプロフェッショナルな姿勢をお手本に)私も一人一人の患者さん、1件1件の手術に真摯に取り組みたいと思っています。
好きなパワースポット; 明治神宮
※明治神宮の杜(もり)の中を歩いて、参拝すると心が整います。リラックス方法の一つです。
好きな場所; 宮崎の青島海岸(鬼の洗濯板)
※生まれ育った宮崎のことは大好きですね。愛する故郷からパワーをもらっています。
好きな歌手; 長渕剛(鹿児島出身)、福山雅治(長崎出身)
好きなマンガ;天才外科医「ブラック・ジャック」
※子供の頃より繰り返し読んで、外科医に憧れました。ブラックジャック先生の様に、卓越した技術でリンパ浮腫の患者さんを救えるよう、日々精進します!
※実は、ブラックジャックのマンガに、「リンパ浮腫(象皮病)」が取り上げられています。当時は、植皮が治療でしたが、今では様々な治療法があります。
私どもはこれまで、3500件(肢)超のリンパ管静脈吻合術(LVA)手術経験を有しております。2023年度は、私どもの診療チームは、無事に349件(むくみクリニック219件、JR東京総合病院リンパ外科・再建外科130件)のリンパ管静脈吻合術を大きな合併症無く実施させて頂きました。また、むくみクリニックでの外来保存療法や、JR東京総合病院リンパ外科・再建外科での入院保存療法・リハビリテーションなど、幅広い治療でリンパ浮腫患者様の悩みにお応えしております。
また、これまでリンパ浮腫診療に関し科学的な解析を進め、三原・原医師にて60本以上の英語論文(第一著者&責任著者)を発表することができました。ご協力頂きました患者様、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
豊富な実績を持つことで、この5年間で神経損傷や、出血などの合併症はありません。創部離解(術後2週間程度で治癒)などの警備の合併症は0.01%未満に抑えることができております。
(研究・開発に携わった)手術用顕微鏡・手術器具を用いることで局所麻酔によるリンパ管静脈吻合(LVA)手術を執刀し、この5年間において、神経障害、神経麻痺、感染症等の比較的大きな合併症は発生しておりません。また、一時的に創部に問題が生じる合併症(創離開)も0.1%以下に抑えることができております。これらの医療技術の進歩や、多くの経験・知見の積み重ねにより、日帰りLVA手術を高い手術成功率を実現しつつ、安全・安心に実施することが可能となって参りました。
むくみクリニックでは医学的なデータに基づいたリンパ浮腫の外科治療技術を提供するだけでなく、患者さんやご家族の皆様に少しでも快適に過ごしていただけるような環境作りも大切に考えております。 院長 三原 誠
2021年7月20日
無事に聖火ランナーを終えました!リンパ浮腫患者さん達の希望となるよう、これからも頑張っていきます!
当日の聖火リレー動画や、詳細はこちら(Youtube 10;15-)。
※星野リゾート社長、星野社長との聖火リレーです。一緒にウサインボルトポーズをとり、とても良い経験となりました。
むくみクリニックの受付に、聖火リレーで使用した本物のトーチが飾ってあります。
[海外での出張手術・指導歴/抜粋]
[海外患者さんの受け入れ/抜粋]
形成外科専門医、医療者向けの「リンパ浮腫の最新情報」動画を再編集しました。Youtubeサイトで閲覧可能です。
医療者向けの動画になりますので、少し難しい内容もありますが、できるだけわかりやすく説明するように心がけております。
私どもの手術は日頃のトレーニングの積み重ねにより、実施されています。
手術前や前日の夜に実体顕微鏡を用いて、必ずシミュレーション(朝練・夜練)を行い、その日の自分自身の体調や、精神面を整えた上で、手術に携わります。これまで10年以上にわたり、このトレーニングを積み重ねて、1万時間をこえて技術改良を行っております。
この写真は、ローマ大学にてリンパ浮腫外科手術(リンパ管静脈吻合術)ライブサージャリーを行う当日の朝に、ローマのホテル Boscolo Exedra Roma でシミュレーション(朝練と呼んでいます)を行った際の一枚です。海外での手術は、時差の問題や、長時間のフライト後の体調管理、言葉の問題等々、慎重な手術と国内の手術と異なる準備が要求されます。
当診療所での手術も、同様のシミュレーションを必ず行った上で、実施されます。手術の高い成功率や、手術トラブルを予防するためにもとても重要なルーティンだと考え、続けております。
2024年8月23日
私ども(三原・原)がソニーグループ株式会社(以下、ソニー)
※ソニー・ホームページには三原・原のインタビュー動画も掲載されています。
2024年7月23日
2024年7月18-20日に開催された日本婦人科腫瘍学会(鹿児島)にて、私どものリンパ浮腫診療(LVAにて蜂窩織炎抑制)が、応募総数700演題の中から、私どもの演題が学会賞(優秀演題賞/三原誠・原尚子)に選ばれました。主な研究内容はこちら。がん治療を担当される婦人科医の先生方に、私共の診療内容をご評価頂けた結果だと思います。当院では、これからも科学的なデータに基づく診療を行います。
2023年3月5日
昨年、公益財団法人 日本対がん協会の「がんサバイバー・クラブ/木口マリさん」よりインタビューを受けました。
そのご縁もあり、今年は初めて日本対がん協会のチャリティランナーとして東京マラソン2023に参加させて頂き、感謝状を頂きました。
皆様の熱い応援・ご声援のおかげで、制限時間ギリギリでしたが、無事に完走しました!こちらこそ、感謝です!!
このチャリティ活動により、乳がんや、子宮がんをはじめ、がんに悩む患者さんが1人でも救われることを願っています。
※私の着ているTシャツは、「リンパ浮腫の患者さん達に幸せを!」というスローガンを込めたキャンペーンTシャツです。
2022年2月12日
公益財団法人 日本対がん協会の「がんサバイバー・クラブ/木口マリさん」よりインタビューを受けました。
患者さんの視点から、私どものリンパ浮腫診療をとてもわかりやすく説明して頂いております。興味ある方は、ぜひご参照ください。(前編)(後編)
私どもの診療チームは、全てのリンパ浮腫の患者さんに幸せになってもらいたいと思っております。今後もリンパ浮腫診療を進歩させていきます!!
2022年1月17日
JR東京総合病院では、リンパ浮腫患者さんの入院保存療法を行っております。リンパ浮腫を改善させるだけではなく、リハビリや、フィットネスクラブ、さらにはメンタルケア科とも連携して、患者さんが自信を持って社会に戻るサポートを行っております。この度、私どもの診療チームの取り組みが画期的だという評価を頂き、JR東日本株式会社・深澤社長より表彰頂きました!
2021年12月21日
私どもの診療チームと、リハビリテーション科(JR東京総合病院)、フィットネスクラブ(JEXER)との連携に関して、表彰状を頂きました。
オンラインにてリンパ浮腫患者さん達に運動教室を開催し、とても高評価頂いたことに関して表彰されました。
今後も頑張っていきます!運動を行うことで、リンパ浮腫が改善し、癌の再発率・発生率が下がることが科学的に証明されています。
ぜひ皆様、運動を楽しんでください!三原医師は今月からテニスを始めました!
2020年11月17日
私どもの診療チームと、ジェクサーフィットネスクラブとの横断的な取り組みが評価され、JR東日本株式会社内で、最優秀賞を受賞しました。リンパ浮腫の患者さん達が、今後も元気に生活を送れるよう様々なチャレンジを続けていきます!関係者の皆様に感謝しております。
2020年9月18日
2020年9月11日に開催された日本リンパ学会にて学会賞(西賞)を受賞しました! 特発性乳び胸腹水の治療に関する私どもの治療経験を報告しました。特発性乳び胸腹水に関係する医療者の皆様はぜひ連携して、治療方法を確立できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。発表動画はこちら。
2019年5月 JR東京総合病院にてリンパ外科が院長表彰されました。手術トラブル無く、安定して手術実施したことを表彰頂きました。
2018年に開催されたヨーロッパ・リンパ学会(チェコ、プラハ)でピエールブルジョア賞を受賞しました。
一般超音波(18Mhz)でリンパ管を同定し、LVA治療の成績が向上したことが評価されました。
この賞に恥じぬよう、今後も頑張ってリンパ浮腫治療を磨いていきたいと思います!
中国・済南で Super-Microsurgery 超微小外科技術に関する国際学会が開催されました。中国をはじめとして、世界中から300名以上の形成外科医が一同に介して、手術技術の進歩や発展の可能性について議論を重ねました。リンパ浮腫外科治療に関しても、まだまだ改善されていくことを再認識しました。手術手技の国際大会にも参加し、高い手術手技のレベルと評価を頂き、銀賞(準優勝)を受賞致しました。今後も更に技術を磨いて、次回は金賞を狙いたいと思います。良い勉強の機会となりました。
2014年10月1日 リンパ外科技術進歩の貢献に関して、ヨーロッパリンパ学会(イタリア・ジェノバ)にてEgidio Tosatti 教授賞を頂きました。今後も、リンパ浮腫治療の進歩に貢献できるよう精一杯頑張ります!
【主な学術論文】 詳細な学術業績はこちら
英語論文102本(主著&共著) 2019年4月時点
【最近の国際学会発表&講演】
2019年6月 世界マイクロサージャリー学会(イタリア・ボローニャ)
2018年3月 国際スーパーマイクロサージャリー学会(中国・チェンナイ)
2018年8月 ヨーロッパリンパ学会(チェコ・プラハ) ピエール・ブルジョア賞受賞
【国際連携】
ローマ大学&シエナ大学 Prof. Paolo Gennaro (イタリア)との国際連携
オックスフォード大学 Prof. Dominic Furniss (イギリス)との国際連携
ウィーン大学 Prof. John Tzou (オーストリア)との国際連携
日中友好病院(中国・北京)との国際連携
リンパ外科手術を年間400肢以上実施しており、現在、1500件(肢)超の手術経験を有しております。豊富な実績を持つことで、この5年間で神経損傷や、出血などの合併症はありません。創部離解(術後2週間程度で治癒)などの警備の合併症は0.01%未満に抑えることができております。
(研究・開発に携わった)手術用顕微鏡・手術器具を用いることで局所麻酔によるリンパ管静脈吻合(LVA)手術を執刀し、この5年間において、神経障害、神経麻痺、感染症等の比較的大きな合併症は発生しておりません。また、一時的に創部に問題が生じる合併症(創離開)も0.1%以下に抑えることができております。これらの医療技術の進歩や、多くの経験・知見の積み重ねにより、日帰りLVA手術を高い手術成功率を実現しつつ、安全・安心に実施することが可能となって参りました。