リンパ浮腫の症状でご不安を感じておられるとのこと、心からお察しします。
当院は、がん治療後のリンパ浮腫や、原発性リンパ浮腫と診断された患者様の治療を専門としております。しかし、まだ診断を受けておられない場合や、どの医療機関に相談すべきかお悩みの際は、ぜひ下記の動画をご参考にしていただければと思います。リンパ浮腫に関する初期の理解や、適切な診療を受けるための参考になるかと思います。
JR東京総合病院では、三原医師ではなく原医師の診察となりますので、ご確認いただければと思います。また、LVA手術についてですが、当院では日帰り手術として行っております。もし入院手術をご希望の場合は、当院の三原外来受診によりJR東京総合病院をご紹介させていただくことが可能です。
当院でのLVA手術をご希望の場合は、一度三原先生の初診外来を受診していただく必要がございます。診察では、LVA手術が適切かどうかを再度判断させていただき、今後の治療方針をご相談いただけますので、診察時にお申し付けください。
1年以内に三原医師・原医師より手術適応と言われた方が対象です。
当院のリンパ浮腫手術は日帰り手術となっております。手術のご予約については、当院のホームページにございますLVA手術申込みフォームからお手続きいただけます。(https://www.mominoki-shinryosho.jp/lva/)
もし郵送でのお申込みをご希望される場合は、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。申込書を確認次第、お申込みの順番に沿って手術日程の調整についてご連絡させていただきます。
手術に関してご不安なことやご不明点がございましたら、いつでもご連絡ください。
ご質問ありがとうございます。予約料について不安に感じていらっしゃるかと思いますので、詳しくご説明させていただきます。
初診や再診、そして手術後1年以降のフォローアップ診察には、予約料がかかります。ただし、一部の診察や検査結果の説明、LVA手術、手術前後の診察に関しては、予約料はかかりませんのでご安心ください。
前立腺がんの手術後に浮腫が見られ、不安なお気持ちでいらっしゃること、よく分かります。術後、浮腫が一時的に現れることがあり、これは術後の一過性の症状であることが多いです。ただし、現在の症状については、まずは主治医の先生にご相談いただくことをお勧めいたします。
手術直後の状態ですので、主治医の先生に今の状況をしっかりと確認していただいた上で、必要な対応を取っていただけると思います。どうかお大事になさってください。
書類は事前に郵送いただく必要はなく、手術当日にご持参いただければ大丈夫です。
ただし、事前に提出書類の氏名欄には他の患者様のものと混じらないように、ご自身でご記入をお願いしております。診断書作成料として3,300円を頂戴しておりますので、手術当日にご精算をお願いいたします。
書類は郵送にて当院までお送りいただけますと幸いです。その際、提出書類の氏名欄には他の患者様のものと混じらないように、事前にご自身でご記入をお願いいたします。
書類が当院に到着次第、記入を行い、返送させていただきます。また、診断書代として3,300円をいただいております。後日、クロネコヤマトよりコンビニでのお支払い用紙をお送りいたしますので、そちらでお支払いをお願いいたします。ご入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。
1カ所切開あたりの傷の大きさは横に1〜3cmです。
原則として溶ける糸を使用しているので抜糸の必要がありません。
局所麻酔を用いるので、全身麻酔と比べて術後の吐き気などの不快感が圧倒的に少ないと言われています。
現在の状況にもよりますが、安全性や効果を確認しながら数回に分けて手術を行うこともあります。
神経障害や感染症などの合併症はこの5年で0件。小さな合併症(術後の傷が治りにくい、創離開離など)は0.1%未満です。
日帰り手術での安全で効果的な吻合は下肢リンパ浮腫で3~5箇所(両側)、上肢リンパ浮腫で2~3箇所と考えています。
エコーやICGリンパ管造影検査、リンパシンチグラフィなどの最先端技術でリンパ管や静脈の状態を手術前に判断できるようになり、5年前の術式では10~15箇所程度の皮膚切開していましたが、現在では3〜4ヶ所の皮膚切開で同じ成績を収めるようになっています。
リンパの流れは免疫を担当する臓器であるリンパ節に入り、異物の除去を行います。リンパ管と静脈を吻合するリンパ管静脈吻合術では、リンパの流れが直接、静脈に流れ込みます。そのため、がん細胞が全身に転移するのではないかという不安が考えられます。
理論的にはその可能性も否定できないのですが、実際の臨床の現場においてはリンパ管静脈吻合術を受けて頂いた患者さんが、手術が原因で癌細胞が全身に転移したという経験や、医学的な報告は認められておりません。実際の臨床においては、リンパ液が異常に溜まるリンパ浮腫の状態では、皮膚癌細胞が異常増殖(stewart-treves症候群)することが報告されております。リンパ浮腫の治療を積極的に行うことで異常なリンパ液の貯留を予防し、癌細胞が異常増殖することを予防できることが報告されています。
私どものリンパ浮腫治療の経験からご説明させて頂くと、リンパ浮腫を適切に治療することで、免疫を正常状態に近づけることで癌細胞の異常増加をを抑えることが出来ると考えております。癌治療中の患者さんに関しては、がん治療の主治医の先生と相談しながら、当院での治療を実施させて頂いております。
LVA手術は術後の経過をみながら複数回行うことがあります。LVA手術後、元気になられた患者さんは、症状がよくなり、行動範囲が広がるにつれて次回のLVA手術を再検討される方が多く、その場合は前回の手術から3~4ヶ月以降の手術予約をお勧めしています。
2023年4月から9月末までは、1週間に5~7件程度の手術を実施しております。2023年10月以降は、1週間に6~8件程度を予定しています。
年間300件の手術件数は、日本一のLVA手術件数です。
当院の看護師も、LVA手術の経験と知識が豊富なため、安全な手術が実施できております。
手術のときに、むくみクリニックの緊急電話番号を教えてもらえますので、そこに電話してください。24時間対応です。
いつも通りの生活をしてください。ストッキングは半年に1回買い換えて、しっかりはいておいてください。
ご本人の健康状態に問題なければ、手術日の付き添いは必要ございません。
緊急時に電話連絡が取れるようご家族やご友人のご連絡先を教えて頂きます。
当院の手術前検査は以下となります。一般的な検査項目になりますので、かかりつけ医の先生にご相談可能です。かかりつけ医療機関にて事前の検査が難しいようであれば、当院での検査も可能です。手術前3ヶ月までの検査結果が有効となります。
【一般心電図検査/心臓の検査】
【採血/血液の検査】
手術当日から歩いて帰宅できます。手術翌日朝に三原医師から電話確認後、日常生活に戻ります。
手術から1週間後くらいに、傷のチェックのために外来に来ていただくのですが、そこで問題がなければ再開してください。手術から1週間後くらいに、傷のチェックのために外来に来ていただくのですが、そこで問題がなければ旅行に行っていただいてかまいません。旅行のときはいつも通り弾性ストッキングをはいて行ってくださいね。
(近隣の場合):手術後1週間くらいで傷のチェックに来ていただきます。その後は、手術後3ヶ月、6ヶ月のタイミングで来ていただき、調子がよければ半年〜1年に1回の外来になります。
(遠方の場合):手術翌日に創のチェック後、手術後2〜4ヶ月(電話診察も可)、6ヶ月のタイミングで来ていただき、調子がよければ半年〜1年に1回の外来になります。または、地元のセラピストさんに定期的にみてもらってもよいです。
手術当日ご帰宅前にガーゼから防水テープに貼り替えます。そのまま次回の術後診察(傷のチェック)まで貼り替え無しで過ごすことができます。抗生物質と痛み止めを併用してください。
手術の翌日から日常生活、座り仕事や軽作業なら翌々日。重労働は1週間後 から復帰していただけます(作業内容にもよりますので、ご相談ください)。
小範囲の皮膚切開なので通常、強い痛みを伴うことはありませんが、痛み止めをお渡ししています。状況に応じてお使いください。
多くの患者様は、術後の痛みで悩まされることは無かったとお話しされます。
リンパ節郭清の術後のリハビリや浮腫のマッサージについてのご質問、ありがとうございます。当院では、術後のリハビリは行っておりませんが、浮腫のマッサージに関しましては、圧迫療法をしっかり実施されている方を対象に対応しております。
ただし、患者様の状態によっては、適切な他の治療院をご紹介させていただくこともございますので、まずは三原医師の初診外来でお体の状況を診させていただくことをお勧めいたします。
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの各種ワクチン接種については、手術日を基準に前後1週間は避けていただくようお願いしております。
この期間を除き、ワクチン接種は特に問題ございません。
直接、むくみクリニックにおたずね下さい。
ご来院いただいてから3時間から5時間半くらいで帰れることが多いです。状況により前後します。重症になればなるほど、手術時間が長くなる傾向にあります。状況によっては、安全性を保つため、複数回に分けて手術実施する場合があります。むくみクリニックでは、患者さんの安全性を第1に考えております。
詳しいことは、手術のお申し込みをいただいた時、手術前の検査でいらっしゃったときにお伝えします。むくみクリニックのHPにも書いてあります。
□健康保険証
□限度額認定証(お持ちの方のみ)
□保険会社の書類(希望される方)
□手術・麻酔承諾書(お持ちの方のみ)
□お薬手帳
□印鑑